日本代表監督選定「だいぶ進んでいる」

 日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)は23日、提携を結ぶことが決まっている、インドサッカー協会との式典出席のために成田空港発の航空機でデリーに向けて出発。八百長疑惑の末に解任されたハビエル・アギーレ前監督(56)の後任人事に関して言及した。

 大仁会長は「霜田技術委員長からの連絡はあった。だいぶ進んでいるみたい。候補は一本化された?申し上げられない」と候補者の名前を挙げることはなかったが、後任選びの進展を認めた。

 交渉に当たっている霜田技術委員長は、8日に離日。元代表監督のオシム氏にも面会し、後任選びの協力を仰ぐなど、選定を進めて21日に一時帰国した。

 22日夜には臨時技術委員会を開いたもようで、複数の関係者によると、14年のW杯で16強に進出した前アルジェリア代表監督のハリルホジッチ氏(62)を軸に、交渉を進めていくことなるという。

 「(各国がシーズン中で)厳しい時期ですが、思ったよりは順調に進んでいる」と大仁会長。その表情に不安の色はなかった。

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