手倉森監督 アギーレとア杯連覇する

 サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が八百長に関与した疑いでスペイン検察当局から告発を受けた問題で、日本代表コーチを兼任するU-21日本代表の手倉森誠監督(47)が20日、羽田空港着の航空機でタイ・バングラデシュ遠征から帰国した。選手らに動揺が広がっている現状を指摘した上で、「自分は(アギーレ監督を)フォローしていくだけ。惑わされず、アジア杯を連覇することだけを目指して全力を注ぐ」と強い覚悟を示した。

 遠征中にアギーレ監督が告発され、「(日本)国内はどんな騒ぎになっているのか気にしていた。U-21代表の選手たちも『気になる』と言っていた」と手倉森監督。日本協会から状況説明などは一切なく、アギーレ監督がアジア杯(1月、オーストラリア)で指揮を執る方針も報道で知ったという。

 U-21日本代表は、来年3月のリオデジャネイロ五輪アジア1次予選を見据えた強化試合に臨み、U-21タイ代表に2-0、バングラデシュA代表に3-0と2連勝を飾った。指揮官は「少しでもこっちに(世間の)目を向ける話題を提供しようとやってきたが、ことの大きさに少し戸惑っている」と打ち明けた。

 帰国後の解散式で、手倉森監督は「日本サッカー界が揺らいでいるが、やるしかない。現場は、現場でしか戦えない」と選手らに伝えた。一方で、「選手に言いながら、自分自身に言い聞かせていた」と、苦しい胸中ものぞかせた。

 アギーレ監督を支える副参謀は「アギーレで(アジア杯に)いくと決まってホッとしている。準備、ミーティングを重ねてやってきたので、自分も描いたものでやりたかった」と協会の判断を支持した。2連覇へ、「サッカーファンを何とか明るいニュースで喜ばせたい」と決意を口にしたものの、遠征の収穫とは裏腹に心からの笑顔はなかった。

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