いざジャマイカ戦!アギーレ初星を確信

 「日本代表合宿」(9日、新潟市内)

 サッカー日本代表は9日、親善試合・ジャマイカ戦(10日・デンカS)に向けて、試合会場で最終調整を行った。就任後、3戦目となるハビエル・アギーレ監督(55)は、公式会見の場で「やっと初勝利を挙げられると確信している」と勝利を約束。W杯以来の代表復帰が、Aマッチ初ゴールの地となるMF香川真司(25)=ドルトムント=は「ゴールとチャンスメークの両方を求めていきたい」と意気込んだ。

 自信に満ちあふれていた。まばゆいフラッシュを浴びながら会見場に登壇したアギーレ監督は、力強い口調で言い切った。「良い練習ができているし、新しい選手も含めて全員が意欲的。明日はやっと初勝利を挙げられると確信しています」

 過信や強がりではない。メキシコ代表を率いていた時代から「何回も対戦した」というジャマイカに対しては「非常にフィジカルも強く、日本に対していろいろなプレーを要求してくるチームだ。立ち上がりからプレッシャーをかけてくるので、そこで逃れるプレーが必要となってくる」。相手戦力をしっかり分析した上で、まるで試合前から勝利が決まっているかのような強気発言だ。

 初采配となったウルグアイ戦(9月5日)とベネズエラ戦(同9日)は守備面でミスが目立ち、2失点ずつ計4失点して未勝利に終わった。今合宿も初日から「特に守備の面でチームのパフォーマンスを上げていきたい」と話し、守備の立て直しに着手をしてきた。

 一方で「アジア杯(来年1月・オーストラリア)に向けて日本のベストな23人を見つけること」もテーマ。ジャマイカ戦でもDF塩谷のAマッチデビューが濃厚。選考にも余念がない。

 前体制で突き詰めていた支配率についても「日本のレベルでは、ずっと相手がボールを持つこともある。こういう相手には、奪ってから速く攻めないといけない。回すのも大事だが、深いところまで持って行くのも大事。明日はその両方が見られれば」。結果と内容。両輪を求めながら初勝利をつかむ。

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