ザック監督1トップは“変幻自在”起用

 「強化試合、日本-ザンビア」(6日、タンパ)

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が5日、ザンビア戦の前日会見に臨んだ。1トップのポジションについて、「どんなタイプのゲームになるかを想定してスタメンを決める」と、対戦相手によって起用法を変えることを示唆した。

 現時点で指揮官が1トップでの起用を想定しているのは、柿谷、大迫、大久保の3人。本田と岡崎の起用も言及しているが、この2人は故障者が出た場合などアクシデント時の起用とみられる。

 ポストプレーが得意な大迫は大柄な選手が多いギリシャ戦で力を発揮するだろう。飛び出しが得意な柿谷は相手の守備ラインが高い時や統率が取れていない時にミドルシュートが得意な大久保はゴール前を固めてくる相手に機能しそうだ。

 「まずはコンディションがどうか」(ザック監督)と体調面にも留意しながら、変幻自在の起用法で日本の攻撃を味付けする。

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