ザック監督、本田の起用に慎重な姿勢

 「W杯アジア最終予選、日本-オーストラリア」(6月4日、埼玉)

 日本サッカー協会は23日、ブラジルW杯アジア最終予選オーストラリア戦(6月4日、埼玉)と、直前の国際親善試合、キリンチャレンジ杯・ブルガリア戦(30日、豊田)に臨む日本代表26人を発表した。前戦のヨルダン戦を欠場したMF本田圭佑(26)=CSKAモスクワ、DF長友佑都(26)=インテル・ミラノ=は復帰したが、ザッケローニ監督は本田の起用に慎重な姿勢も見せた。

 ザッケローニ監督が、オーストラリア戦の前日合流が濃厚な本田のコンディション不良を懸念した。6月1日のロシア杯決勝に出場する本田は、練習合流が3日になる見通しのため、「どういった状況で帰ってくるか把握しきれていない」と語った。

 右太ももを痛めたとみられる本田は19日のリーグ戦を欠場。指揮官は「オーストラリア戦には間に合う」と考え、招集を決意したが、「体調は見極めなければ。そういうこともあり、東の名が26人に入っているのも事実」と慎重だった。

 左膝の負傷から復帰した長友についても体調を把握する必要があるとした上で、「痛みがないというのはポジティブなニュース」と楽観視。手術を回避したことについては「私は一度も話をしていない」と、決断を任せたと明かした。

 各所属クラブでの試合があり、合流が遅れる選手が本田をはじめ6人いるため、今回はW杯予選のベンチ入りメンバー23人に3人を加えた。イラク戦(6月11日、ドーハ)、コンフェデ杯(6月15日開幕、ブラジル)のメンバーは26人から絞り込まれる見通しで、6月5日にも発表される。

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