「天皇杯・3回戦、横浜M2-1京産大」(7日、日産スタジアム)
10試合が行われ、京産大(京都)はJ1の横浜Mに1-2で逆転負けした。J1の浦和はJ2大宮に3-2で競り勝ち、4回戦に進出。J2横浜FCは1-0でJ1福岡を破った。他のJ1勢は川崎、広島、岡山、C大阪、FC東京がベスト16に入った。4回戦は12月9日に行われる。
敗れた京産大イレブンに、健闘をたたえる拍手がスタジアム全体から降り注いだ。ジャイアントキリングは起こせなかったが、1993年のJリーグ開幕から参戦する「オリジナル10」の名門を苦しめた。先制ゴールを奪った愛知・名古屋アジア大会U-21日本代表のMF福永は、後半の決定機を逸したことを悔やみ「もっともっと成長しないといけない」と誓った。
主力組で臨んできた横浜Mと互角に渡り合った。前半35分、エリア左奥に進入したJ1水戸内定のMF末谷が折り返すと、待ち構えていた福永が冷静に左足を振り抜いた。「しっかり枠に入れることを意識した」。プロ内定4人を含むタレント軍団が、関西学生リーグ1部で首位を快走する実力をいかんなく発揮した。
だが、後半14分に味方が痛恨の一発退場。数的不利となった後は9分間で逆転を許し、力の差を痛感した。同点に追いつかれた後には、福永に勝ち越しの決定機が訪れたが枠を捉えられず。アジア大会決勝では途中出場から交代を告げられた“インアウト”を含め、悔しい試合が続き「経験で終わらず、次につなげたい」と前を向いた。