「欧州CL・1次リーグ、リール2-3ベティス」(8日、リール)
リール(フランス)の日本代表FW上田綺世(28)はベティス(スペイン)戦の前半12分に先制点を決め、後半32分までプレーした。チームは2-3で敗れた。GK鈴木彩艶(24)がフル出場したアストンビラ(イングランド)はクラブ・ブリュージュ(ベルギー)に3-2で勝った。日本人GKのCL出場は初めて。レアル・マドリード(スペイン)はインテル・ミラノ(イタリア)を2-1で退けた。36チームによる1次リーグは、それぞれが異なる相手と8試合ずつ戦い、8位までが16強による決勝トーナメントに自動的に進出。9~24位が残り8枠をプレーオフで争う。
リールで初先発となった上田が、また決めた。移籍後公式戦2試合で2得点と絶好調。チームは競り負けたものの、自身は早くも新天地で地歩を固めつつある。「(味方が動きを)見てくれている感覚もある。どういうボールが欲しくて、どういう選手なのかを伝えていけば、もっとチャンスが来るんじゃないか」と手応えを隠さなかった。
定位置を争う元フランス代表FWジルーがベンチスタートの中で存在感を示した。前半12分。右でボールを受けた味方と連動し、ファーサイドに走り込んだ。「(守備)ラインがそろっていないところに隙があるのは、最初の数プレーで分かった」。フリーになると、クロスを頭で押し込んで先制した。
チームは2-1で折り返しながら、後半立ち上がりに2失点。上田のゴールをアシストした、フランス代表のエムバペ(レアル・マドリード)の弟エタンの退場も響いて接戦を落とした。「課題はいろいろある。今後、修正していきたい」と上田。CLでの上位進出の原動力になるべく、チームとともに成長を期す。