サッカー日本代表で、ドイツ1部フライブルクのMF鈴木唯人(24)が8日、オンラインで取材に応じた。ブレーメンと対戦したホーム開幕戦(8月30日)では、日本選手として史上3人目となるハットトリックを達成。「前の3試合でアシストもできていなかった。ハットできたこともそうですし、日々やっていることが報われた感じがして、良い自信が得られた機会だった。すごくうれしかった」と実感を込めた。
W杯北中米大会は代表メンバー入りするも、出場は1試合のみだった。「(シュスター監督から)出られなかった悔しさや、思ったことは自分で表現していくしかないという反骨心がお前には必要だと言われた」。フライブルク1季目を終えた後は「全体的にレベルを上げていかないといけない」と課題改善に着手。迎えた2季目の開幕戦で、結果を出して見せた。
現在のフライブルクには自身を含め、後藤啓介や山本理仁らが加入し、日本選手が増えてきた。鈴木は「日本人が多いチームになるのは好きじゃないですけど…」とアスリートの本音をのぞかせつつも、「お互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、日々頑張れていると思う。たまにご飯に行ったりしている」とうなずいた。
開幕戦3得点と好スタートを切った鈴木。2030年の大舞台は見据えつつ、今は目の前の1試合1試合に集中していく方針だ。現在「サッカーに対して日々の時間の使い方はより自分に投資する用になった」と、競技との向き合いからもより深くなっている。リベンジの4年後へ「出て活躍しようという思いはあるけど、今から毎日考えるのは難しい。10月、11月の代表活動もありますけど、目の前のやるべきことをして、その先に良い状態で迎えられるW杯が待っている」と足元を見つめた。