「明治安田J1、福岡0-1神戸」(8日、ベスト電器スタジアム)
百年構想リーグ王者として、2年ぶり3度目のリーグ制覇を目指すシーズン。敵地に乗り込んだ神戸が百年構想リーグ西地区最下位の福岡との開幕戦を順当に制した。
前半23分、福岡MF前嶋のファウルスローで得た敵陣左サイド深い位置でのスローイン。DFジエゴのロングスローはグングン伸びてペナルティーエリア内へ。これをDFマテウストゥーレルが頭でそらすと、そこに反応したFW大迫が鮮やかに右足で流し込んだ。相手のミスを逃さない神戸の老練な試合運びが際だった。
エースによる今季チーム初得点で勢いづくと、もうペースは渡さない。7月に2週間の札幌キャンプを経て「いい準備ができている。試合ができることをうれしく思っている」と開幕に自信を見せていたスキッベ監督の言葉通り、白星発進を決めた。終盤は福岡のカウンターを受ける場面が続いたが、ゴールは許さなかった。
今年就任したスキッベ監督のもと、上半期に開催された特別大会の百年構想リーグで優勝した。各チームが積極的に動く中、神戸はほぼ同じ陣容で新シーズンに向かった。新加入最大のビッグネームだったFWアンデルソンロペスは札幌キャンプ中に筋肉系のけがを負って開幕に間に合わず。MF渡辺皓太、高橋壱晟もベンチスタートとなり、開幕戦はおなじみの顔ぶれがスタメンに並んだ。
大迫が36歳、権田37歳、酒井35歳、武藤34歳。先発11人の平均年齢は福岡の26・82歳に対し、神戸は31・09歳。酷暑の開幕で不安視された主力の高齢化も問題にせず。経験値に勝るチームの強みを見せつけた。