井上康生団長が異例の注意喚起「規律守る文化作って」日本代表の逮捕・起訴事案が相次ぐ
日本オリンピック委員会(JOC)が10日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで愛知・名古屋アジア大会に向けた監督会議を行った。オンラインで参加した井上康生団長は、出席した各競技団体の関係者へ向け、「コンプライアンス、ハラスメントで残念な事案が相次いでいる。社会から厳しい目で見られていると認識している。チームジャパンの看板を背負った上で自覚、責任を持って行動に移してほしい。ルールを守ることはもちろんだが、お互いに声をかけあって、規律を守る文化を作ってほしいと強く思う」と異例の注意喚起を行った。
日の丸を背負うトップアスリートの不祥事が相次いでいる。5月にはバレーボール男子日本代表が麻薬取締法違反(所持)の罪で逮捕され、有罪判決。今月には21年東京五輪重量挙げ代表が強盗傷害の疑いで現行犯逮捕され、その3日後には競泳日本代表の五輪メダリストが危険運転致傷で起訴されていたことが判明した。
これらを受け、各競技団体の関係者が顔を合わせる監督会議のタイミングで、井上団長が呼びかけを行った。9月19日に開幕する32年ぶり自国開催の愛知・名古屋アジア大会に向けては、「大会本番までわずか。この舞台に立てることは監督、コーチにとっても貴重な経験になると思う。結果にこだわって戦って、歴史に残る大会にしていきたい」と語った。
