広島電撃復帰の川村拓夢「このクラブでキャリアを全うしたい」 決め手は広島愛 8日開幕戦の秋春制J1で優勝狙う

エディオンピースウイング広島で入団会見に臨んだ川村(撮影・畠山賢大)
入団会見に臨んだ広島に復帰した川村
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 オーストリア1部のFCレッドブル・ザルツブルクからJ1広島に完全移籍で電撃復帰したMF川村拓夢(26)が5日、本拠地・エディオンピースウイング広島での入団会見に臨んだ。「このクラブでキャリアを全うしたい」と並々ならぬ覚悟を示し、背番号8を背負う。8日開幕戦の新シーズンで11年ぶりのリーグ制覇を目指す広島に大きなピースが加わった。

 決意を持って広島から欧州に渡って約2年、再び紫のユニホームに袖を通した川村は言った。「僕はサンフレッチェを見て育った。このクラブでプレーできること以上の幸せはない」。背番号は森崎和幸(現育成部所属)が長年着けていた「8」を再び背負う。「僕はこのクラブでキャリアを全うしたい」と広島への愛を堂々と語った。

 広島市出身で、広島ユースからトップチームに昇格。広島で定位置をつかんでいた24年途中に夢を追ってザルツブルクへ完全移籍した。自ら決めた欧州挑戦の道。「見たら帰りたくなってしまう」と考え、「この2年間、サンフレッチェの試合は見ないようにしていた」。退路は断ち、サッカーに向き合ってきた。

 しかし、左膝のケガなどで思うような成績は残せず。7月にオーストリアで1次キャンプを行っていた広島のトレーニングマッチを見たことで「広島のユニホームを着てプレーする選手が、やっぱりカッコいい」と復帰への熱が高まった。

 クラブも川村の希望を察知すると即オファーで電撃的な移籍が実現。栗原強化本部長はボランチとして「素晴らしい選手。彼の力がチームを押し上げてくれてタイトルに導いてくれるんじゃないか」と期待した。秋春制移行初年度のリーグ戦開幕は目前。広島は8日・千葉戦(Eピース)からタイトルを目指す戦いが始まる。

 ◆川村拓夢(かわむら・たくむ) 1999年8月28日生まれ、26歳。広島県出身。身長183センチ、体重76キロ。血液型は0型。ポジションはMF。サンフレッチェの下部組織を経て2018年シーズンからトップチームに加入。19年シーズンは愛媛FCに期限付き移籍し、その後22年に復帰。24年にオーストリア1部のFCレッドブル・ザルツブルクへ移籍した。日本代表国際Aマッチは3試合で1得点。

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