日本サッカー協会(JFA)は23日、W杯北中米3カ国大会で日本代表を率いた森保一監督(57)が続投すると発表した。来年1~2月のアジア杯(サウジアラビア)までの異例の短期契約となり、27年3月の親善試合から2030年のスペインとポルトガル、モロッコの共催大会まで、2028年ロサンゼルス五輪を目指すU-21日本代表の大岩剛監督(54)が兼任で指揮を執る。この日開かれた理事会で承認され、正式に決定した。
次期監督を巡っては、「継続と成長」の観点が重要視されていた。監督適性要件について、22日に取材に応じた山本昌邦技術委員長は「日本の選手たちの力を最大限引き出してもらえる監督が大切」と話し、森保監督の適正について「選手と対話して、バランスを取りながら進めてくれた。全く問題ない」と強調していた。
森保 一(もりやす・はじめ)1968年8月23日、静岡県掛川市生まれ、長崎市育ち。長崎日大高を卒業後、当時日本リーグのマツダに入社。後に日本代表を務めたオフト監督に見いだされ、92年に日本代表入り。93年のW杯米国大会予選で「ドーハの悲劇」を経験した。Jリーグ開幕後は広島、京都、仙台でプレー。2003年の現役引退後に指導者へ転じた。12年に広島の監督に就任してJ1を3度制覇。17年に東京五輪代表監督に就き、18年ロシアW杯後に日本代表監督就任。22年カタールW杯、26年北中米3カ国W杯ともに決勝トーナメント進出に導いた。