頸髄損傷でリハビリ中の高山善廣、サプライズ還暦祝いに苦笑い「あの時の馬場さんと同じ年になっちゃった」車椅子で1年ぶり登場、盟友・鈴木みのるに不変の憎まれ口も
「プロレス・TAKAYAMANIA EMPIRE 5」(7日、後楽園ホール)
2017年5月に頸髄完全損傷の重傷を負いリハビリを続けているプロレスラーの高山善廣(59)が、自身を支援するイベントで車椅子に乗って1年ぶりにファンの前に姿を見せた。今月19日に60歳の誕生日を迎えるが、メインのタッグマッチで20分超の激闘の末に勝利を挙げた盟友・鈴木みのる(58)からリングに上げられると、鈴木が秘密で用意したという赤いちゃんちゃんこを“強制的”に着せられた。超満員のファンからも祝福を受けたが、高山は「似合ってる?似合わねえよ(笑)。これを着たくないから(公式グッズは)赤いTシャツにしたんだもん」と苦笑いしつつ、まんざらでもない様子だった。
高山は24年9月の同イベントで負傷以来初めて公の舞台に登場し、車椅子でリングに上がり鈴木と涙の“時間無制限1本勝負”を約束するなど大きな感動を呼んだ。現在も首から下はマヒ状態ながら懸命なリハビリを続けており、最近では足の裏や臀部(でんぶ)にピリピリとした感覚を覚えるなど一歩ずつ復帰への道を歩んでいる。
3年連続の来場で大きな歓声を浴びた帝王は「これだけの人が集まってくれてありがたい。本当は着たくないけど、馬場さんを倣ってちゃんと(帽子も)被ってます」と感慨深げ。全日本プロレス時代の1998年1月、還暦を祝った恩師のジャイアント馬場さんの姿を重ねながら、「あの時の馬場さんと同じ年になっちゃんだな。ビックリですね。でも、鈴木が俺を蹴っ飛ばすまで(“試合”を)やると言ってくれているから、リハビリを頑張りますよ。(鈴木の還暦の際には)やり返しますよ。こういういたずらは俺の方が得意だったんだけどね。(今回は)やられました」と、笑いながら不屈の憎まれ口を叩いた。
