アンジャッシュ・渡部建が11日、自身のYouTubeチャンネル「渡部のサシ飲み」を更新した。ゲストは、サッカー元日本代表・川口能活氏。
川口氏はGKとして国際Aマッチ通算116試合に出場。1996年には五輪代表として王国・ブラジルを撃破した「マイアミの奇跡」の立役者となり世界中の度肝を抜いた。勇猛果敢な飛び出しと驚異的な反射神経を武器に「炎の守護神」と呼ばれ、イングランド・プレミアリーグ、ポーツマスやデンマーク1部のFCノーシャランといった海外のクラブでもプレーした。
渡部は、名GKとして長きに渡って活躍した川口氏に「衝撃を受けたストライカー」を聞いた。
川口氏は、W杯の対戦を振り返りながら、元アルゼンチン代表のガブリエル・バティストゥータ氏の名を1人目に挙げた。
「まず1人目は(1998年の)フランス大会で対戦したアルゼンチン代表のバティストゥータ選手ですね。ワールドカップ前にバティストゥータ選手の映像を見たんですけど。もう、ほぼ、強烈なシュートでゴールを奪うシーンしかなかったんですけど。テクニカルなシュートでゴールを奪うシーンがなかったんですけど…」と述懐。
「アルゼンチンと対戦した時は、バティストゥータ選手からゴールを奪われたんですけど、その時のシュートがループシュートっていう。テクニックのシュートだったんですよね。映像を見た感覚からすると、あの状況で僕が体を投げ出せば、バティストゥータ選手、強烈なシュートを打つと思って。で、あの対応だったんですけど、極限状態で判断を変えられた時に『世界最高のストライカーはこういうレベルなんだな…』って」と話した。
川口氏は、衝撃ストライカーの2人目には元ブラジル代表のロナウド氏を挙げ「(「マイアミの奇跡」の)96年もそうですし。アトランタオリンピックの時は途中から出てきたんですけど、その時にも、ちょっと別格でしたし…。10年後(のドイツW杯で)対戦した時のロナウドは、技術と得点感覚、それから一瞬の破壊力というのは、もう熟練されていました。ワールドカップで対戦した時に2ゴールを奪われたんですけど。やっぱり彼のゴールの形というのは大体決まっているんですけど、それが分かっていても防ぎきれない…」と振り返った。
川口氏は3人目に、元ブラジル代表でMFとして活躍したジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏の名を挙げ「ストライカーではないんですけど。自分が選手時代に一番、衝撃的なシュートを打ってきた選手ということで…」と衝撃を回想。
「ドイツ(大会の)ワールドカップでブラジルと対戦した時に2点目に決められたゴール。ミドルシュートを打たれたんですけど。もう無回転で決められたゴールがあるんですよ。その人のシュートが、もう生涯に受けた中で一番、衝撃的なシュート。無回転だけではなくて(シュートの弾道が)伸びてきて、しかも途中でボールが消えてしまう感覚に陥りました。ボールを見失いました。一瞬。気付いたらゴールにスパッと入っていた…。ショッキングなシュートだったんですけど。衝撃的な…」と驚がくの場面を振り返っていた。