「イングランド・プレミアリーグ、ブライトン3-0ハンプトン」(9日、ブライトン)
日本代表の左サイドを担う選手の明暗が分かれた。イングランド・プレミアリーグで9日、ブライトンのMF三笘薫(28)がホームのウルバーハンプトン戦に先発し、後半13分に負傷交代した。左太もも裏を痛めたとみられる。一方、フランス2部最終節でスタッド・ランスのMF中村敬斗(25)は5-3で勝ったポー戦で4ゴールを挙げ、後半43分まで出場。チームは1部昇格を逃したものの、15日のW杯メンバー発表を前に好調をアピールした。
スピードに乗って左サイドを駆け上がった三笘が、左太もも裏付近を押さえながら右手を挙げてベンチに異変を伝えた。ピッチに倒れ込むと手で顔を覆う。応急処置を受けた後は自らの足で歩いてピッチを後にしたが、肉離れの可能性が高く、W杯のメンバー発表を15日に控え、負傷の程度が懸念される。
ヒュルツェラー監督は「あまり良くは見えなかったが、私はポジティブなので、ポジティブに考えている」とコメント。ただ、筋肉系の負傷は程度によって離脱期間が数週間から数カ月と大きく変わる。今季、同じく太ももを痛めた鎌田(クリスタルパレス)は試合復帰まで約2カ月、久保(レアル・ソシエダード)は約3カ月もかかった。
プレミアリーグは24日が最終節。日本代表は31日にアイスランド代表との壮行試合があり、オランダとのW杯1次リーグ初戦は6月14日に迫っている。
一時期、守備陣の負傷者が目立った日本代表だが、ここにきて攻撃陣のアクシデントが重なる。3日には鈴木唯人(フライブルク)が右鎖骨を骨折して手術を受けた。W杯本番を間近に控え、不安が続いている。