徳島は涙…4年ぶりJ1昇格ならず 渡主将、涙の負傷交代から攻勢も無念のバー直撃で得点ならず 増田監督「自分の力のなさ。選手、クラブに申し訳ない」

 「明治安田J1昇格プレーオフ・決勝、千葉1-0徳島」(13日、フクダ電子アリーナ)

 3度目のJ1昇格を狙った徳島は千葉に敗れ、4年ぶりの復帰はならなかった。千葉は17年ぶりとなるJ1復帰を果たした。

 前半は一進一退の攻防が続いた中で、後半開始5分に徳島の主将、MF渡大生が負傷交代に涙する場面があった。相手選手と競り合った際に、左足を捻り、足を押さえて倒れこんだ。ベンチは交代を決断。渡は何とか立ち上がったが、悔し涙が止まらず。上を向いて涙をこらえながらピッチを後にした。千葉の選手が声を掛ける姿もあった。

 その後、徳島の攻勢が続き、後半14分にアンデルソンが強烈なシュートを放ったが、惜しくもバーに当たり、得点ならず。すると後半24分にカウンターから先制点を奪われた。

 2点が必要な状況となった中で、懸命に千葉ゴールに迫ったが、ゴールを奪うことはできなかった。

 無念の敗戦に選手は天を仰ぎ、呆然と座りこんだ。

 試合後、増田功作監督は自らを責め「個人としては2度、昇格を目の前で見るという悔しいシーズンとなった。責任を感じています。自分の力のなさ、2回も昇格を見て、その悔しさを噛み締め、選手、クラブに申し訳ないという気持ちでいっぱいです」と、視線を落とした。

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