元日本代表DF冨安がオランダ1部アヤックスと大筋合意か 現地メディア相次いで報じる 今季終了までの短期契約
7月にイングランド・プレミアリーグのアーセナルを退団し、無所属となっている元日本代表DF冨安健洋(27)が、オランダ1部アヤックスと今季終了までの契約で大筋合意に達したと9日、オランダ紙「テレフラーフ」や「Voetbal International」(電子版)が相次いで報じた。
「テレフラーフ」は「(冨安が)メディカルチェックに合格することを条件に今季終了までの契約にサインした」とし、コンディションが整わず出場機会が少なければ「アヤックスはほぼ給与を支払う必要がない」と獲得のリスクが少ないことを強調した。
「Voetbal International」は「冨安の負傷歴を考慮すると、アヤックスにとって長期契約を結ぶことはリスクを伴う」とした上で、「(冨安は)順調に回復に向かっているが、完全なコンディションを取り戻すにはグループトレーニングと試合が必要。アヤックスはしばらく状況を注視しており、通常では難しい富安の獲得はまたとないチャンスだと考えている」と伝えた。シーズン終了後に1年間の契約延長などの可能性もあるという。アヤックスには日本代表DF板倉滉が在籍している。
冨安は2021年にイタリア1部(セリエA)ボローニャからアーセナルに加入。主にサイドバックとして活躍したが、23年に右膝を手術。今年2月に再び手術を受けて、24~25年シーズンの公式戦出場は1試合に終わり、双方合意の上で契約解除していた。





