モナコ・南野拓実 王者パリSG撃破弾!公式戦2戦連発「何かを残したいと思っていた」

 「フランス1部リーグ、モナコ1-0パリ・サンジェルマン」(29日、モナコ)

 モナコの日本代表MF南野拓実(30)はホームのパリ・サンジェルマン戦で後半23分に先制点を決めて同41分まで出場し、1-0の勝利に貢献した。今季リーグ戦3ゴール目。26日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)、パフォス(キプロス)戦に続き、公式戦2試合連続得点となった。

 リーグ4連覇中で、昨季欧州CL王者の強豪から、値千金のゴールを奪った。モナコにリーグ戦4試合ぶりの勝利をもたらした南野は「チームが苦しい中、パリ・サンジェルマンに勝てたのは大きい。単なる勝ち点3以上のものがある」と、言ってうなずいた。

 後半23分、左からの浮いた折り返しをトラップし、左足をコンパクトに振った。相手がブロックに来たが「股下を抜く」と瞬時に判断。狙い通りの軌道でシュートはゴール右下に吸い込まれた。

 今季のチームは安定感に欠け、10月の監督交代後も波に乗れなかった。南野はポコニョーリ新監督が導入した3バックの布陣で先発機会が減っていたが、4バックに戻した欧州CLのパフォス(キプロス)戦(26日)で先発起用されると、先制点を奪取。公式戦2試合連続での先発は1カ月ぶりで「何かを残したいと思っていた。ゴールへの執着を持って試合に入った」と振り返った。

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