「ルヴァン杯・決勝、広島3-1柏」(1日、国立競技場)
今季のJリーグ公式戦最多入場者となる6万2466人が詰めかけた一戦で広島が柏に3-1で快勝。前半にセットプレーで3ゴールを奪い、3大会ぶり2度目の優勝を果たした。優勝賞金は1億5千万円。最優秀選手には先制点を決めた広島DF荒木隼人(29)が選ばれた。柏は12大会ぶりの頂点に届かなかった。
セットプレーから前半だけで3失点。ボールを動かし、相手が疲弊してくる後半を得意とする柏といえども、重すぎるビハインドだった。FW細谷は0-3の後半から出場し、同36分に意地のゴール。それでも直後の得点機を決めきれず「2点目を取れていたら分からない展開だった。悔いが残る」と笑顔はなかった。
選手入場時には、22年に水頭症のため32歳で亡くなった工藤壮人さんが所属した両クラブによる決勝戦という縁から、工藤さんの娘が審判団をエスコート。両クラブのサポーターから拍手が起こった。
12年前の決勝(当時はナビスコ杯)では柏の所属だった工藤さんが決勝弾を決めてMVPを獲得。工藤さんの背番号9を継承する細谷は「勝たせる番号だと思うので、その仕事ができなくてすごく悔しい」と残念がった。