J1神戸のMF武藤嘉紀(33)が9日、神戸市兵庫区の会下山(えげやま)小学校を訪れ、サッカーボールを寄贈した。質問コーナーでサッカーの楽しさなどを伝え「子どもたちからパワーをもらった。その力を全て次節の鹿島戦(17日・ノエビアスタジアム神戸)で出し切りたい」と話した。
リーグ戦は現在4位につけており、17日は勝ち点5差で追う首位との大一番。残り5試合と終盤での攻防に「優勝できるかできないか、大きく分かれる大事な一戦」とした上で「目の前の1戦に勝つ。そこから逆転優勝を狙う。シナリオは頭に描いていて、そのシナリオは次の1戦にすべてかかっている。僕自身もゴールを決めて勝利に導きたい」と、自身の得点で勝負をつけると誓った。
今季は、5月に腰の手術をしていたことを発表。試合から遠ざかった3カ月半は、チームメートが武藤の不在をカバーした。それだけに「僕の番です。チームを助ける」と力を込めた。腰の状態も完全に近くなり「最大の努力と、最後はリスクを負ってでも自分のコンディションを上げていかないと。この5試合にかける思いは強い。チームを勝利に導くために、自分もゴール・アシストという数字を残さないといけない」。あふれる責任感で、自らを奮い立たせた。