広島サポーターが怒りの大ブーイング CK獲得→試合終了 警告のスキッベ監督は苦言「日本の審判のレベルを上げたいのであれば、自分たちの国以上の審判を招集するべき」

 「明治安田J1、柏0-0広島」(23日、三協フロンテア柏スタジアム)

 上位対決はスコアレスドローの痛み分けに終わった。試合終了後には、広島サポーターからモハメドアハメド主審に対するものと思われる大ブーイングが起こった。

 後半追加タイム、広島がコーナーキックを獲得する。時計の針は目安の追加5分をちょうど過ぎたあたりの中、主審は迷わず試合終了の笛を吹いた。これに対し、広島サポーターによる“怒り”のブーイングが巻き起こる中、FWヴァレールジェルマンらが主審に詰め寄り猛抗議。広島ベンチも「なぜ?」と両手を挙げて納得いかない様子だった。

 この日の主審・モハメドアハメド氏はJFA、Jリーグ協働の「審判交流プログラム」でカタールから招聘されていた審判員。主審として3試合目だった。試合中にも、柏・杉岡のペナルティーエリア付近でのハンドの判定を巡って一幕あった。VAR介入からオンフィールドレビューを経ても当初の判定通り「ハンドなし」で変わらず。これに抗議したスキッベ監督はイエローカードを提示され、苦笑いを浮かべていた。

 試合後、スキッベ監督は「今日は本当にトップゲームだったと思います」と、試合内容には満足した上でこう続けた。

「審判の判定にもアンラッキーな部分があり、VARで見ても自分たちが望む形じゃない判定もあった。日本の審判のレベルを上げたいと考えているのであれば、自分たちの国以上のレベルの審判を招集するべき。特にヨーロッパからも呼ぶべきです。もう少しいい日であれば、運が良ければ勝つことが出来たと思います」

 柏サイドでも、FW垣田がファウルを取ってもらえず、地面に手をたたきつけて主審に詰め寄るシーンがあった。

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