元日本代表GK権田修一 J1神戸に加入 狙うは代表返り咲き「W杯にもう一度出たい」3度目出場目指す

 J1神戸は20日、元日本代表GK権田修一(36)の完全移籍での加入を発表した。チームに合流し、神戸市西区のクラブ施設で行われた全体練習に参加。報道陣の取材に応じ、移籍の経緯を自ら語った。

 「W杯にもう一度出たい」。2014年ブラジル大会、22年カタール大会に続く3度目のW杯出場を果たすため、神戸移籍を選んだ。6月にハンガリー1部リーグのデブレツェニを退団。23年以降遠ざかっている代表復帰へ、他の海外クラブのオファーを待ったが、希望の移籍先が見つからなかった。

 それでも、近年感じていたアジアのレベルの高さを理由に「価値を上げられる」と、アジア・チャンピオンズリーグ・エリートに参戦中の神戸が、権田の目には魅力的に映った。神戸は第2GKの新井が、左膝前十字靱帯(じんたい)損傷のため長期離脱中で、両者の思惑が一致した。

 J1、天皇杯は12日までの登録期間を過ぎているため出場は不可能。それでも、神戸のアジア制覇に貢献して代表返り咲きを果たす。

 ◇権田修一(ごんだ・しゅういち)1989年3月3日、東京都世田谷区出身。FC東京の下部組織で育ち、07年にトップチーム昇格。10年1月のアジア杯予選で、A代表デビューを果たした。12年ロンドン五輪日本代表。W杯は14年ブラジル、22年カタール両大会に選出され、カタール大会は全4試合にフル出場して1次リーグ突破に貢献した。国際Aマッチ通算38試合出場。ポジションはGK。利き足は右。187センチ、84キロ。

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