J1神戸に強力バックアップ 4月国際線開通の神戸空港でACLEアウェーへ 吉田監督「めちゃくちゃありがたい」
J1神戸は15日、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)1次リーグ初戦のアウェー上海海港戦(中国・上海)に向け、神戸市の神戸空港から出発した。出発前に空港内で壮行会が行われ、関係者から初のアジア制覇へ激励された。
神戸空港は4月18日から中国・韓国・台湾など5都市との国際線が開通。神戸は同空港の国際線を利用する初のプロスポーツチームとなった。
過密日程に悩まされる神戸にとって、地元空港の国際線開通は強力なバックアップとなる。2季連続でACLEに参戦するが、昨季のアウェーでの試合は大阪府泉佐野市の関西国際空港などを利用するしかなかった。
関空を利用するにも神戸からのチーム移動で、すでに1、2時間の移動を費やし、大型国際空港とあって、搭乗への手続き時間が掛かる事もある。この出発までの国内での移動時間を神戸空港は大幅に短縮。吉田孝行監督は「めちゃくちゃありがたい。移動の時間もそうですし、チェックインとか荷物とか、そういうものも含めて神戸空港さんにはサポートしていただいている部分もあるし、海外ではあるけど、ちょっと遠い国内みたいな感覚でいけるので、本当にありがたいです」とチームへの負担軽減に感謝を示した。
初戦に向けて選手23人と監督、スタッフら約20人が上海に向けて飛び立った。コンディション維持の強力な味方を付け、今季こそは悲願のアジアNo.1クラブの称号をつかむ。




