レアル・マドリード「審判による不当な操作」をFIFAに報告へ
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードがスペインリーグで「度重なる誤審により不利益を被っている」として、代表者を国際サッカー協会本部(FIFA)へ派遣、証拠書類一式を対面形式で提出するという。スペインのスポーツ紙、アスやマルカなどが伝えている。
今季の3節マジョルカ戦でトルコ代表MFアルダ・ギュレルのゴールがハンドにより認められなかったり、前節レアル・ソシエダード戦でスペイン代表DFディーン・ハイセンがハーフライン付近のファールで一発退場となるなど、納得できない判定が続発しているため。レアル・マドリードとしては単発的な判定ミスではなく「情報の不当操作や偽造のレベルで、レアル・マドリードに害を及ぼすメカニズムのよう」だと捉えている。
不当な判定のリストは今季だけにとどまらない。提出する書類一式の中には上述のハイセンの退場シーンと似通ったケースとして前バルセロナのDFイニゴ・マルティネスがセルタ戦でレッドカードにならなかった場面の映像などの参考映像も。さらにバルセロナが1993年から2018年まで審判技術委員の副会長に多額の金品を払っていた通称ネグレイラ事件についても触れ、同氏とその息子と現役審判との関係も記述しているという。





