メッシ W杯代表辞退の可能性に言及「だけど時間は経過していて、もう何年にもなる」
サッカーアルゼンチン代表、FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)が来年行われるワールドカップに出場しない可能性があるとした。4日行われた南米予選ベネズエラ戦の後のインタビューで話した。
この日は母国での南米予選の最終戦で、同代表チームが主に使用しているエスタディオ・モヌメンタル(ブエノスアイレス)での選手のお別れ試合の様相となっていた。2得点を決めたメッシは試合後「たくさんの感情があり、このピッチで色々なことがあった。こういった形で終えることができるのをずっと夢見ていた。何年間もたくさんのことを言われたが、僕らグループがやって行こうとした全ての良いことをとどめておきたい」とした。
ワールドカップへの出場については「次のワールドカップでプレーするとは思わない。年齢を考えてより論理的なのは辿りつかないだろうということ。自分としては気持ちの高まりと意欲があるが、一日一日、一試合ごとに進んで行きたい。今年はたくさんの試合があった。数日(怪我で)立ち止まらなければならなかったが、戦線へ戻り、また痛みがあった。今後も日々状態を見て、良い状態でいるように努め、何より自分自身に正直にありたい。状態が良い時には楽しめる。そして良くなければ辛く、(代表に)いない方が良い」とした。
あくまで決定事項ではないとしている。ファンはメッシが代表を去るという事実に対して心の準備ができていない、とする記者からの問いかけにメッシは「もちろん自分も(準備ができていない)。自分が好きなことでも望んでもいない。だけど時間は経過していて、もう何年にもなる。良い時もあればそれほどでもない時もある。全てはそれ次第」と回答に含みを持たせた。





