スペインリーグでVARが主役に 3つのゴール取り消しのレアル シャビ・アロンソ監督はあり方を問う発言
30日に行われたサッカースペイン1部リーグの2試合で教科書に出てきそうなオフサイドが認められずゴールになり、別の試合で3つのゴールが取り消しになる珍事が起きた。
最初はアラベス-アトレチコ・マドリード戦7分の先制点の場面。アウェーのアトレチコがゴールを決めたが、その前のプレーでアトレチコの2選手が相手GKよりも敵ゴールに近く、敵選手一人しか前にいないオフサイドの位置におり、その一人がユリアーノで、いわゆる戻りオフサイドでボールを得た選手がゴールネットを揺さぶっていた。
また、同日行われたレアル・マドリード-マジョルカ戦ではマドリードの3つのゴールが取り消しとなった。前半にフランス代表FWキリアン・エムバペが決めた2度のシュートはその前に微妙なオフサイドにより無効となり、後半10分にはゴール前の混戦で相手選手のクリアボールを体に当てたあとシュートを決めたトルコ代表MFアルダ・ギュレルのゴールはハンドで認められなかった。
レアル・マドリードのシャビ・アロンソ監督は試合後の記者会見で「我々はVARの使用方法をより良いものにするのかと同時にどう乱用されるのかを考えなければならない」とビデオ判定のあり方を問う発言をした。




