C大阪は24日、大阪市内でティアモ枚方と30分×2本のトレーニングマッチを行った。日本代表MF久保建英の弟で、21日に加入した久保瑛史(17)が先発出場。2本目の飲水タイムまで約45分プレーした。
本職はボランチだが、メンバーの都合上、左CBでスタートした。慣れないポジションに右往左往しながら戸惑いもあったが、DF西尾らのカバーもあって、何とか最初の30分を乗り越えた。
2本目はポジションが1列上がり、本来の持ち場でプレー。1本目とは打って変わり、積極的にボールに絡むようになった。「なじむまでにちょっと時間はかかりましたし、やりたいことっていうのはあんまりうまくはできなかったですけど、少しずつ慣らしてチームのためになりたい」と加入後初の試合を振り返った。
22年に兄が所属するスペイン1部リーグのレアル・ソシエダードの育成組織に渡り、23年に同下部組織に昇格。今年6月にスペインの高校卒業後に「来年もう1年ソシエダの下部組織で続けるという選択肢もありましたし、もしかしたらCチームと合わせてっていうのもあった」と考えていた。
しかし、「ただ、どちらかというと、あまりこのままだと良くないなっていう風には感じてて」と強度の高いサッカーを求めて、日本でのプレーを希望した。両親と相談の上に、兄にも「やりたいようにやれば、自分で決めろよ」と背中を押されてC大阪加入を決意。「プロになるのが第一目標というところだったので、プロに早くなれるならそこをつかみにいくのが自然というか、普通だった」と自身の目標を達成した。
パパス監督も久保のプレーをチェックした。「順応することを意識してやってほしい。未来に向けてここで成長するのが目的の一つ。期待しすぎても彼への影響が大きい」とあくまでも、長いスパンでの成長を期待。久保は「前チームとは違うっていうのをちゃんと再認識したい。自分のやりたいプレーをそのあとに持っていけるようにやって、やんないといけないことをやってから、自分のプレー、個性を出していけるようにしたい」と話した。