絶好調の町田、ついに首位と2差 クラブ新のJ1で7連勝&公式戦10連勝達成 C大阪に3-0で完勝

 「明治安田J1、町田3-0C大阪」(16日、町田GIONスタジアム)

 町田がホームでC大阪に完勝。クラブ記録を更新するJ1で7連勝&公式戦10連勝を達成した。一時首位と最大15差と後退していたが、この日引き分けた首位鹿島との差はついに「2」。驚異的なペースで首位に肉薄している。

 前半8分にDF望月が相馬のクロスに頭で合わせて先制かと思われたが、VARの結果ノーゴールに。だが、連勝中の自信からか動じない。同22分に相馬のクロスを足掛かりに最後はFWナサンホのミドルシュートで先制する。さらに同43分にはDF昌子の鋭い縦パスをゴール前で受けたMF林が、反転し振り向きざまに左足を一閃(いっせん)。貴重な追加点を取り、前半を2ー0で折り返した。

 後半開始後はC大阪の反撃を受ける時間帯が続くが、GK谷の好セーブも光りしのぐ。すると同34分、途中出場のFWオセフンが相馬のクロスを頭で合わせてダメ押しの3点目。守備陣も最後まで得点を許さず、5試合連続のクリーンシートを達成。盤石の勝利で、連勝中の強さを見せつけた。

 ケガ人がほぼ復帰した後半戦。勢いは本物だ。試合前まで8得点6アシストと攻撃の核を担う相馬は「(試合前時点)6連勝は運だけじゃない。確実にチームの力がついてきているのを感じる」と成長を口にする。この日も主力のFW西村がメンバーを外れた中、代役の韓国代表FW羅相浩が相馬のクロスを足掛かりに先制ゴール。黒田監督が「誰かがいなくなっても、そこのパーツがパッと埋まるように」と目指してきた分厚い選手層が形となっている。後半37分には12日にG大阪から完全移籍で加入したイスラエル代表MFネタラビが早速デビュー。交代後も強度が落ちることなく、試合を進めた。町田旋風はまだまだ続きそうだ。

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