本田圭佑、釜本邦茂さんの訃報受けコメント「ものすごく影響を受けた一人」 小学校時代に“対戦”も

 サッカー元日本代表MFの本田圭佑(39)が10日、都内で開催された育成年代向けの4人制サッカー初の国際大会「TOYOTA Presents, 4v4 ASIAN CUP 2024-25」に参加。イベント終了後に取材に応じ、この日81歳で死去したサッカー元日本代表FW釜本邦茂さんの訃報を受け、「残念です。本当に」などとコメントした。

 父親が大の“釜本ファン”だっという本田。小学校2~3年生のころに、釜本さんがライフワークにしていたサッカー教室に参加していたという。「周りの選手は釜本さんに全く気付いていない中、僕は父親が釜本さんのことを大好きだったので、僕だけすごく興奮してたのを覚えています」と述懐。「大人チームとの試合で、釜本さんのところに思いっきりボールを取りに行っていたのが懐かしいなと。もちろん取れなかったんですけど、その時も印象的でしたね、釜本さんのゴール前の感じは。僕にとってはサッカーを始めたスタート時にものすごく影響を受けた一人ですね」と柔和な笑みを浮かべた。

 釜本さんは68年メキシコ五輪で得点王に輝き、日本の銅メダル獲得に貢献。国際Aマッチ76試合で日本代表史上最多の75得点をマークしている。本田は「僕にはなれなかった“点取り屋”としての記録保持者。そしてその印象を国民の方に与えていることは唯一無二だと思っています。当然代表での記録を抜かれる…抜く選手がでてくる姿が今のところ想像できないですし、すさまじい記録です」とリスペクト。

 「そして、それだけじゃなくてコメントとかもすごく印象深い、FWならではのコメントを何度も目にしている。今の時代、サッカー界変わってきていますけど、それでもストライカーに必要な能力・考え方っていまだに過去の釜本さんのコメントを見てもたくさん学べることはあるんじゃないかなと思います」と、レジェンドに敬意を表した。

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