カズがマラドーナ氏を追悼「すべてにありがとう」俊輔は「憧れの存在だった」

 横浜FCのFW三浦知良が26日、60歳で死去したディエゴ・マラドーナ氏への追悼メッセージをクラブを通じて発表した。

 三浦はポルトガル語で「あなたがフットボールのためにしてくれたことすべてにありがとう」、さらにスペイン語で「ありがとう、安らかに」とコメントした。

 また、MF中村俊輔は「僕はマラドーナを見て、育ってきた。当時はスポーツショップでビデオを購入して、ドリブルだったりフリーキックだったりを研究した。そのビデオは今でもたまに見たりするし、僕にとって憧れの存在だった。本当にたくさんのことを学ばせてもらって、感謝しかないし、少しでも近づけるようにサッカーをしていきたい。心より哀悼の意を表します」とコメントした。

 奥寺康彦会長兼スポーツダイレクターは「まだ60歳という年齢で今後もサッカー界に貢献してくれると思っていたので、とてもショックで残念に思っています。僕がドイツから日本へ帰国して、1987年、ゼロックススーパーカップで日本リーグ選抜と南米選抜で試合をしたことを覚えています。僕とマラドーナがキャプテンとして、グラウンドへ入場したシーンは、今でも心に残っています。彼のドリブルは当時誰にも止められなかった。本当にたくさんの夢をありがとう」と振り返った。

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