横浜Mに約1年半ぶり復帰のDF角田涼太郎、移籍金などによる葛藤明かす「申し訳なさと情けなさあった」

 横須賀市内で入団会見を行った横浜MのDF角田涼太朗
 横須賀市内で入団会見を行った横浜MのDF角田涼太朗
 横須賀市内で入団会見を行った横浜MのDF角田涼太朗
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 J1横浜Mにイングランド3部リーグのカーディフから約1年半ぶりに復帰したDF角田涼太朗(26)が7日、神奈川県横須賀市で加入会見を行った。決断にあたり「人生の中でも1、2の分岐点だと思っていた」と大きな葛藤があったことを明かした。

 古巣からのオファーに「もちろんうれしかったです。必要としてくれることがやっぱり選手としては幸せなことなので」と振り返った角田。だが、決して簡単な決断ではなかったといい、当時の思いをこう言葉にした。

 「マリノスに行きたいっていう気持ちが揺らぐことはなかったですけど、移籍金がかかってしまうところだったり。1年半で帰ってくることになってしまうことだったり…申し訳なさと情けなさといろいろな感情。それでもチームを助けたいという気持ちもありました」

 複数の関係者によると、移籍金は約120万ポンド(約2億3500万円)前後とみられている。普段は人に相談をしないというが、何度も悩み“助け”を求め、前回在籍時から変わらない主将・喜田拓也に連絡を入れたという。

 「いろんな事情があるのは分かるけど、それは選手が考えることではないと。今それを考えても仕方ない。ただ、自分がどうしたいか、もちろん難しい問題ではあると思うし、それも理解してくれた上で、それでも最後はやっぱり、また一緒にやりたいって言ってくれたのでうれしかったです」と、背中を押された。 日本代表に招集経験もある実力者。愛する古巣で再スタートを切る。「いろいろな意見があるというのも、もちろん認識しています。ただ、自分がやれることはこのチームのために自分のやれること全てをささげることだと思う」と決意。「まずは今シーズン最低目標の残留に向けて、自分の力を少しでもチームに貢献させていければ」と、クラブ初の降格阻止へラストピースとなる。

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