サッカー日本代表MF堂安律のEフランクフルト移籍が合意間近か 移籍金は約30億~32億 34億超えの可能性も 「ビルト」報じる

 サッカーのドイツ1部フライブルクに所属する日本代表MF堂安律(27)が同1部アイントラハト・フランクフルトへの移籍で合意間近だと5日、独紙「ビルト」(電子版)が報じた。

 ビルトによると、移籍金は1800万ユーロ(約30億6900万円)~1900万ユーロ(約32億3900万円)でクラブ間合意に達したとしつつ、追加ボーナスなどで最終的に2000万ユーロ(約34億900万円)を超える可能性もあると伝えている。また、堂安には2700万ユーロ(約46億270万円)の契約解除金が設定されているが、フライブルク側は全額の支払いにこだわっていないとしている。同紙は7月末に2030年6月末までの5年契約で合意し、クラブ間で移籍金の交渉に入っていると報じていた。

 堂安は22年夏にオランダ1部PSVアイントホーフェンからフライブルクに加入。3シーズン目の昨季はリーグ戦34試合に出場し、10得点8アシストを記録した。

 アイントラハト・フランクフルトは1899年創設で、ドイツ中西部フランクフルトに本拠地を置く。21~22年シーズンに欧州リーグ優勝。1979~80年には前身の欧州連盟(UEFA)カップを制している。23年からトップメラー監督が指揮を執り、昨季はドイツ1部3位で欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得した。25~26年のUEFAクラブランキング16位(フライブルクは68位)。本拠地はドイチェ・バンク・パルク(5万8000人収容)。かつて日本代表の長谷部誠、乾貴士、鎌田大地が所属していた。

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