カズ 神戸レジェンズマッチで58歳初ゴール! キレッキレ“トシちゃんバージョン”カズダンス披露
「30周年チャリティーレジェンズマッチ、KOBE DREAMS4-3WORLD DREAMS」(2日、ノエビアスタジアム神戸)
JFLアトレチコ鈴鹿の元日本代表FW三浦知良(58)や現監督の吉田孝行(48)、“ミスター神戸”の永島昭浩氏(61)ら、レジェンドOBたちが集結し、一夜限りの豪華共演を果たした。試合は前後半30分ハーフで行われ、日本人選手中心の「KOBE DREAMS」と外国人選手中心の「WORLD DREAMS」に分かれて対戦。後半に三浦知がPKからゴールを決め、カズダンスを披露した。
ノエスタのピッチが時を超えた。61歳の初代主将・GK石末がゴールを守れば、数年前まで現役だったFW大久保や播戸、そして今もなお現役を続けるカズと時代のレジェンドが集結。初代監督のスチュアート・バクスター氏、ミスター神戸の永島氏が指揮を執り、クラブ30周年の節目を盛大に彩った。
カズが舞い踊った。「WORLD-」に2点をリードされた後半10分。FW岡野がペナルティーエリア内で倒された。PKを獲得すると、担ぎ出されたようにカズがキッカーに。短い助走から放たれた右足でのシュートは左の枠ぎりぎりをかすめてネットを揺らした。
58歳での初ゴール。地鳴りのような大歓声が巻き起こる中で、体を揺らした。しかし、いつものカズダンスとは違う。長年の友人である歌手・田原俊彦の「抱きしめてTONIGHT」の振り付け。「あれはいつもカラオケでやってるやつです。(いつものは)本番の公式戦で披露したい」と“トシちゃんバージョン”を代用した。
お祭りの夜に盛り上がった神戸は、カズのゴールから計4得点の「KOBE-」が逆転勝利。スタジアムに集まった1万8515人のサポーターの前でレジェンドたちが躍動し、永島氏は「山あり谷ありだったけど、関わっていただいた方に感謝していきたい」と感慨に浸っていた。





