浦和・小森 移籍1号「自分が勝たせたかった」悔しさ晴らす本拠地デビュー弾 約1カ月半ぶりの勝利に貢献

 「明治安田J1、浦和4-1湘南」(23日、埼玉スタジアム)

 8位の浦和が4-1で湘南に快勝し、勝ち点37とした。前半33分、CKからDFホイブラーデンが先制点を挙げると、同追加タイムには、6月に完全移籍で加入したFW小森飛絢(ひいろ、24)が移籍後初ゴール。後半も2点を追加した。17位の湘南は8試合勝ちなしで同24から伸ばせなかった。

 本拠地デビュー戦で名刺代わりの一発だ。FW小森が1-0の前半追加タイムに、左コーナーキックを頭で合わせて移籍後初ゴール。公式戦では当時J2千葉に所属していた昨年10月26日の藤枝戦以来、280日ぶりとなる待望の得点。「自分がゴールを取って勝たせたかった」と、何度も右拳を握りガッツポーズで喜びを表した。

 約半年分の悔しい思いを込めた。昨季J2で23ゴールを記録し、得点王&MVPに輝いた男は、勢いに乗って1月からベルギー1部リーグのシントトロイデンに期限付き移籍。だが、5試合無得点と結果を残せず。6月に浦和へ移籍するも、合流してから間もなかったこともあり、米国でのクラブワールドカップではピッチに立てなかった。

 それだけに、久々のゴールの味は格別だった。「この悔しさをこれからも晴らしていければ。もっともっとゴールを取ってチームに貢献したい」と先を見据える。新戦力の活躍でチームは約1カ月半ぶりの勝利。スコルジャ監督も「小森が初ゴール、うれしいポイントです」と満足そうに話した。

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