ジーコ氏、現在の日本代表の強さに「すごく誇らしい」 北中米W杯での躍進に期待「このまま行って」

 サッカー元ブラジル代表で日本代表監督も務めたジーコ氏(72)が21日、都内で、コナミのサッカーゲーム「eFootball」のシリーズ30周年記念発表会に出席。イベント後に取材に応じ、現在の日本代表の強さについて「すごく誇らしい」と語った。

 ジーコ氏は2002年から日本代表の指揮を執り、04年にアジア杯優勝、06年W杯ドイツ大会出場に導いた。あれから約20年の時を経て、日本代表は大きく進化。北中米W杯最終予選では圧倒的な強さを見せ、3月に史上最速となる8大会連続W杯出場を決めている。その成長ぶりに同氏も目を細め、こう言葉にした。

 「森保監督も活躍されていて、すごくおめでたいなという祝福の気持ちです。選手たちも海外で活躍されてる選手がたくさんいて、すごく誇らしいなという気持ちです。アメリカ(北中米)W杯のチケット獲得ということで、おめでとうございます」

 また、グループリーグでドイツ、スペインを倒し、日本を熱狂の渦に巻き込んだ22年カタールW杯を振り返りながら「クオリティーもすごく上がっています。今後もぜひこのまま行っていただけたら」と開幕まで約1年を切った次回W杯での躍進を願った。

 W杯2大会連続で日本代表の指揮を執る森保一監督についても言及。「僕が引退する間近、広島でプレーされていた。入れ替わりのタイミングでありましたけど、彼がこうやって活躍しているのを見ると、すごくうれしい気持ちでいっぱい」と表情を緩ませた。

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