サッカー元ブラジル代表で日本代表監督も務めたジーコ氏（７２）が２１日、都内で、コナミのサッカーゲーム「ｅＦｏｏｔｂａｌｌ」のシリーズ３０周年記者発表会に出席。ゲーム「ウイニングイレブン１０」などで、ともにパッケージを飾ったことがあるサッカー元日本代表ＭＦ中村俊輔（４７）との思い出を明かした。

　同イベントはこの日、シリーズ１作目の「Ｊリーグ実況ウイニングイレブン」が誕生した１９９５年７月２１日から３０周年を記念して開催された。中盤にジーコ氏がスペシャルゲストとして姿を見せると会場は大歓声。レジェンドの登場に観客は騒然とした。ジーコ氏は「ウイイレ（ウイニングイレブン）の表紙を何度か飾らせていただいて光栄です。監督の時も表紙を飾らせていただきありがとうございました。僕自身ビデオゲームがなかなか上達しない。それが残念」と、あいさつした。

　その後、スクリーンにはジーコ氏が表紙を飾ったゲームの歴代パッケージが写し出された。ジーコ氏は中村俊輔とともに“共演”した作品を懐かしそうに眺め「僕の記憶にもすごく残っている選手です」と説明。何度も代表活動をともにし「他の選手とは違ったトレーニングメニューを組んでいた。練習時間が１時間があっても、中村とは別で１５分（メニューを）組んでいたりとすごく深い関係でした」と語った。

　発表会には、俳優の萩原利久（２６）、お笑いコンビ・くりーむしちゅーの有田哲平（５４）、アンタッチャブルの山崎弘也（４９）も登壇した。