「クラブＷ杯・決勝トーナメント１回戦、マンチェスター・シティー３－４アルヒラル」（３０日、オーランド）　

　決勝トーナメント１回戦２試合が行われ、アジア勢で唯一勝ち残っているアルヒラル（サウジアラビア）が、マンチェスター・シティー（イングランド）を延長の末に４－３で破る番狂わせを演じ、８強入りした。フルミネンセ（ブラジル）は、２０２４～２５年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）で準優勝のインテル・ミラノ（イタリア）を２－０で撃破し、準々決勝に進んだ。アルヒラルとフルミネンセは７月４日（日本時間同５日）に準々決勝で対戦する。

　アルヒラルが欧州屈指の強豪マンチェスター・シティーとの激闘を制して８強入りした。２度リードしながら３－３と追い付かれ、迎えた延長後半７分。味方のヘディングを相手ＧＫがはじき、こぼれ球をＦＷマルコスレオナルドが押し込む。これが決勝点となった。守備陣をまとめたＤＦクリバリは「難しい試合になることは分かっていた。今夜は幸せだ」と余韻に浸った。