空席となっているU-21スペイン代表監督の候補としてスペイン協会が元スペイン代表のラウル・ゴンサレス氏とフェルナンドトーレス氏に連絡を取ったものの共に進展がないまま招聘失敗に終わったという。スペインのスポーツ紙、マルカが伝えている。
報道によると、まず接触したのが今季限りでレアル・マドリードの下部組織チーム、カスティージャを去るラウル・ゴンサレス氏。ただ初期の電話でのやり取りで合意点が見つからず進展がなかった。そのあと候補になったのがスペイン代表歴代3位の得点記録を持つフェルナンドトーレス氏。ただこちらも提示に感謝の意志を示したものの出身クラブのアトレチコ・マドリードと2年契約を延長したばかりでこれを破棄するつもりは無いと早々に断ったとされる。
これにより現実味を帯びているのがフル代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督のような内部昇格。現在U-19を指揮するパコ・ガジャルド監督がステップアップするのではとの見方がある。