南野拓実&菅原由勢 日本代表コンビが高校サッカー部に“部活体験”「新しい空気を吸えた」

 サッカー日本代表のMF南野拓実(30)=モナコ=とDF菅原由勢(24)=サウサンプトン=が14日、アディダス主催イベントの『「夢の部活体験」supported by adidas』に参加し、とある大阪府立の高校サッカー部をサプライズ訪問した。

 この日はあいにくの雨で体育館を利用してイベントが行われた。事前に同校のサッカー部にはアディダスのシューズイベントと知らされており、日本代表コンビの登場に高校生は驚きでどよめきの声を上げた。

 オープニングイベントが終わると、高校生に交じって練習やミニゲームに参加。その後はトークセッションが行われた。2人の学生時代の話や、ユース年代にやっておけば良かったこと、人生のプランニングなどのテーマに答えた。高校生からの質問コーナーも設けられ、食事の取り方や南野のリバプール時代の話などで盛り上がった。

 2人は高校時代に南野がC大阪ユース、菅原は名古屋ユースに所属していたため、高校のサッカー部を体験するのは初めて。ただ、菅原は東海学園高時代に部活動経験があり、「僕、書道部に入ってました。3年間一度も活動していない書道部だったんですけど。書道部はグランパスユースが入る部活だったんで、体育祭で書道部が一番速いっていう(笑)」とユニークなエピソードを明かした。

 ともあれ、初の高校サッカー部への“体験入部”に南野は「雨の日はグラウンドが使えず体育館で練習したり、廊下でトレーニングする。どんな環境でも自分が成長するために考えるという良い環境。良い意味で雑草魂を持った選手はA代表にもいるし、そういう高校上がりの選手はメンタルが強いと思う。そういう良さを練習で感じたし、それが高校サッカーの良さなのかなと思う」と刺激を受ければ、菅原は「昔はJユースや下部組織が強いというイメージでしたけど、今はそんなことがないというか力が均等に分かれていると感じる。元気なエネルギーというか、ちょっとユースと違ったものを感じた。また新しい空気を吸えたので良い時間だったと思う」と活力をもらっていた。

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