３９歳・本田圭佑「現役はやめない。体が動く限りはやり続けたい」 次世代スポーツブランド立ち上げ、ウエア着て渋谷走った
サッカー元日本代表ＭＦ本田圭佑が１３日、都内で自身が取締役を務める次世代スポーツブランド「ｍｇｈ」の立ち上げの記者会見に出席。この日、誕生日を迎えた３９歳は「現役はやめない。体が動く限りはやり続けたい」と現役続行に意欲を示した。
選手として昨年途中から無所属が続いているが、本田に引退の２文字はない。シーズン通してプレーする意思はなく「必要とされたクラブで、良い条件で合意できれば」と限定的に次の道を探している。ただ、３９歳という年齢が現実的な問題として立ちはだかり「ケガが最大の敵。トレーニングで毎日追い込むことなんてたやすい話。ケガがとにかくハードルが高い」と現在地を語った。
ブランドのスローガン「ＵＮＬＯＣＫ ＹＯＵＲＳＥＬＦ」には、“殻を破る”という意味を込めた。「そこ（ケガ）に対する挑戦が、僕の今後のサッカー選手として大きなもの」と自身に重ねる。記者会見後には全身「ｍｇｈ」のブランドウエアを着用し約５０分、渋谷周辺を走って声援に応えた。体が持つ限り、これからも本田は走り続ける。
