日本代表・MF佐野海舟 攻めの姿勢で有終飾る 前戦を反省「もう少し前に出る動きを」 10日インドネシア戦

 サッカー日本代表は8日、2026年W杯北中米3カ国大会のアジア最終予選C組最終戦・インドネシア戦(10日、パナスタ)に向け、堺市内で調整した。1年4カ月ぶりに代表復帰を果たし、5日のオーストラリア戦で先発したMF佐野海舟(マインツ)は、予選最終戦に向けて攻めの姿勢を口にした。

 前戦は引いて守る相手に突破の糸口をつかめず、終盤に痛恨の失点をして敗戦。MF藤田とボランチを担い、後半19分までプレーしたが、その関係性には「自分がバランスを見すぎて、ちょっと停滞していた部分があって」と反省し、自戒を込めるように「もう少し前に出る動きをやった方が良かった」と語った。

 代表の中核を担ってきたボランチにも助言を受けた。今回の代表活動では長谷部コーチやMF遠藤らに言葉をもらい「細かい指示がすごく的確。それだけ周りが見えて経験を積めているからそういう言葉に力がある。自分は受けた言葉を受け止めて成長していかないといけない」。貴重なアドバイスをさらなるパフォーマンス向上につなげる。

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