開幕14戦でわずか1勝と窮地の名門 横浜M・宮市亮は危機感「このチームをJ2に落とすわけにはいかない」

 「明治安田J1、横浜M0-2柏」(14日、日産スタジアム)

 最下位の横浜Mが泥沼の5連敗。前半から相手に押し込まれ、後半11分に先制を許すと追加タイムに2失点目。攻撃陣も2試合連続無得点に終わった。試合後、MF宮市亮は「僕も責任を感じている。本当にこのチームをJ2に落とすわけにはいかない」と危機感を口にした。

 1993年のJリーグ開幕以来、一度も降格していない名門が開幕14戦でわずか1勝と窮地に立っている。「なかなか勝利が遠いので、もどかしい気持ちもありますけど。まあこれが今の僕らなので。しっかり受け止めて、やるべきことをやっていかないといかない」と中2日で迎える次戦へ切り替えを強調した。

 横浜Mはスティーブ・ホーランド新監督のもと、今季をスタートしたが成績不振で4月18日に解任。その後、暫定で指揮を執っていたパトリック・キスノーボ氏が5月5日に新監督に就任させる荒治療に出たが、悪い流れが止まらない。それでも宮市は「何かきっかけをつかめれば上がっていけるクラブだと思うし。そういった思いでプレーはしているので」と闘志の炎は消えていない。「ここで下を向いたり、逃げ出すことは簡単だと思いますけど。歯を食いしばってみんなで乗り越えたい」と必死に前を見据えた。

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