イニエスタ氏が2年ぶり神戸“凱旋”に「ただいまという感じ」日本での監督業も視野?「日本も選択肢の中で優先的」

 サッカーの元スペイン代表MFで、バルセロナやJ1神戸でプレーしたアンドレス・イニエスタ氏(40)が9日、24・25日に開催される「クラシコ・レジェンズ THE REMATCH 5 vs 5」(ジーライオンアリーナ神戸)に向けてのオンライン会見に登場した。

 「バルセロナ対レアル・マドリード」の伝統の一戦「エル・クラシコ」をOBたちが再現した戦いは昨年12月に、東京・味スタでイニエスタ氏の引退試合として行われたが、再戦の舞台には神戸が選ばれた。イニエスタ氏は23年にJ1神戸を退団しており、神戸に帰還するのは2年ぶり。「いつも(神戸には)“ただいま”という感じで。第2の故郷としていつも神戸に戻られるように楽しみにしていた。神戸のサポーターに対しては、今回の週末のイベントをとてもスペシャルなイベントにさせたい。みんなを喜んで招待したくて、みんなで一緒に楽しみましょう」と第2の故郷への“凱旋(がいせん)”を心待ちにした。

 5人制のフットサル形式で行われる予定で、元バルセロナではロマーリオやハビエル・サビオラ、レアル・マドリードOBではぺぺなどが出場予定だ。

 現役引退後の近況も明かした。プライベートも充実しているようで「家族タイムが増えたところもありますし、奥さんも娘、息子たちと過ごせる時間が前より増えたところもありまして、サッカーを引退したんですけど、できるだけフィジカル、体力も頑張ってます」と笑顔だ。

 さらに、前回の東京で行われた“エル・クラシコ”では、試合後に「今から指導者ライセンスを取ることも考えている」と監督業への興味を示していたが、現在も考えに変わりは無く「今も監督ライセンスのプロセスを段階的に進めています。具体的にどれぐらいの時間が必要か、正直未定なんですけど、目標としてもちろん取りたい」と話した。

 監督ライセンスを取得すれば、日本のクラブで采配を振るう可能性もあるという。「ライセンスの獲得に集中して取り組んでいて、そんなに考えてないですけど、ご存じの通り私と日本の経験、絆もあって、日本のことも選択肢の中でも優先的に考えてます」とイニエスタ氏。レジェンドの日本と神戸を愛する気持ちは変わっていなかった。

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