今季失点数最少の神戸VS同2位の岡山 堅守同士の“川鉄ダービー”にGK前川黛也は集中モード

 J1神戸は3日、ホームのノエビアスタジアム神戸で岡山と対戦する。2日は吉田孝行監督(48)とGK前川黛也(30)がオンライン会見に登場し、試合に向けての意気込みを語った。

 神戸は4月20日の町田戦(ノエスタ)以来、約2週間ぶりの試合となる。吉田監督は「試合感という部分では出場の少ない選手もいたので、みんなが(実戦感覚を)積めるようにということで、この2週間はやってきた。岡山戦に向けてきてはいい準備はできた」と上積みを強調した。

 J1では初めての対戦となる岡山とは、ともに川崎製鉄水島サッカー部を起源とした兄弟の関係に近いクラブ。そんな“川鉄ダービー”だが、両クラブのここまでの戦いぶりを見るとロースコアの戦いが予想される。互いに守備は堅く、神戸は11試合を消化してJ1最少の8失点。岡山は13試合で同2位の9失点と堅守が数字に表れている。

 神戸は4月の東京V戦(味スタ)から3連勝中と上昇気流に乗っているが、守護神の前川は試合間隔が空いたことで、改めて試合序盤から集中力を高めることを強調した。「(連勝中は)勝ってる時のリズムや雰囲気で次の試合に臨めるメリットがあるけど、この期間(2週間)は自分たちがどうしていくか、しっかり修正していくかなんです。連勝した熱量を次の試合に持っていくために、本当に集中して臨まないといけない。そこは本当に試合の始めのところから締めて入れるように」と語り、1点の重みがある岡山戦へ「堅い試合にはなると思うけど、先制点を取れるように。守備陣としてはゼロで終われたら」と力を込めた。

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