王者神戸、リーグ戦開幕約1カ月で待望の初白星 町田から新加入のエリキが早速2ゴール

 「明治安田J1、湘南1-2神戸」(16日、レモンガススタジアム平塚)

 昨季、天皇杯とリーグ戦連覇の神戸が開幕から約1カ月で、ようやくリーグ戦初白星を挙げた。5日に町田から期限付き移籍したFWエリキが、リーグ戦初先発初出場で2ゴールの活躍と、早速結果を残した。

 前半24分、FKからのこぼれ球にエリキが反応。右足を振り抜くと、相手DFに当たってコースが変わりネットに吸い込まれた。FW武藤らにもみくちゃにされながら、サポーターが待つバックスタンドに猛ダッシュ。下から突き上げた渾身(こんしん)のガッツポーズで喜びを爆発させた。

 さらに同37分、ケガからの復帰でリーグ戦初出場となったFW宮代からパスを受けると、キーパーとの1対1で冷静にループシュートを決めて2点目。勢いのまま、再びバックスタンドまでダッシュすると、早すぎるあまり今度は味方が付いてこられなかった。

 後半6分に1点を返され、その後も押し込まれたが、耐え続け試合終了のホイッスル。チームはリーグ開幕4戦未勝利に加え、最大目標としていたACLEは決勝トーナメントで敗退ばかり。何とか流れを変えたい状況の中、明るいキャラクターで「町田の太陽」として親しまれた男が光をもたらした。

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス