Ｊ１神戸は１５日、アウェーの湘南戦（１６日・レモンＳ）に向けてオンライン会見を行い、５日に町田から期限付き移籍で加入したＦＷエリキ（３０）が、苦しい現状に置かれたチームを救う決意を語った。

　リーグ開幕４戦未勝利に加え、最大目標としていたＡＣＬＥは決勝トーナメント敗退。１２日の光州戦第２戦で途中出場したエリキは「悔しかった」としながらも「良い面に目を向ければ、チームになじんでいくきっかけになった」と前を向く。

　横浜Ｍ時代から笑顔がトレードマークで、町田では“町田の太陽”として愛された万能ストライカー。「神戸でどんな呼ばれ方をしてもうれしいけど、大事なのは自分のプロとしての姿勢。クリーンにフェアに戦ってチームのスタイルを率先したい」と神戸に新風を吹かせる。