J1川崎 4得点で“逆転”8強進出!佐々木が1ゴール1アシスト「全員の気持ちがこの勝利を生んだ」
「ACLE・決勝トーナメント1回戦・第2戦、川崎4-0上海申花」(12日、Uvanceとどろきスタジアム)
ホームアンドアウェー方式で争う東地区の第2戦が行われ、第1戦を2-0で制した神戸はアウェーで光州(韓国)と対戦し、延長の末0-3で敗れ、2戦合計2-3で敗退した。川崎はホームで上海申花(中国)に4-0で快勝し、2戦合計4-1として準々決勝に進んだ。準々決勝以降は東西の両地区のクラブで争い、4月25日~5月3日にサウジアラビアで集中開催される。
川崎が4得点の快勝で8強進出を決めた。DF佐々木が1ゴール1アシストの活躍。前半24分の先制ゴールは「思い切って打ってみようと思ったら入った」と、ペナルティーエリア手前から左足を振り抜いた豪快な一撃。流れを引き寄せる先制弾に、長谷部監督も「特に1点目がすばらしかった」とたたえた。後半19分には、ふわりと浮かせた絶妙なパスでFWエリソンのゴールをアシストし、0-1だった第1戦からの逆転劇の立役者となった。
昨年のACLは、同じホームの第2戦で16強での敗退。ピッチで悔しさを味わった佐々木は「なんとしても優勝するために、突破しないといけない試合だった。全員の気持ちがこの勝利を生んだ」と力強く話した。土砂降りの中、駆けつけた約1万3000人の声援にも後押しされ、サウジアラビア行きの切符をつかんだ。