J1広島に悪夢 ACL2準々決勝「6-1」が「0-3」の没収試合に FWジェルマンに出場資格なく「確認が不十分であった」と声明
J1広島は8日、5日に行われたACL2準々決勝第1戦、ライオン・シティ・セーラーズ戦で、FWヴァレール・ジェルマンが出場資格を有さない中、試合に出場した件を巡って、アジアサッカー連盟(AFC)より懲罰処分を受けたことを発表した。これを受けて、6-1で勝利していた同戦が没収試合となり、0-3の敗戦として扱われることになった。
ジェルマンは後半23分から出場し、同29分に5点目となるゴールを挙げていた。クラブによると、ジェルマンは2024年3月11日にAFC規律・倫理委員会により決定されたAFCクラブ競技会における3試合の出場停止処分が未消化だった。出場資格を有さないにもかかわらず、5日の試合に出場したため懲戒処分が下った。
懲罰内容は、没収試合のほか、罰金1000ドル、準々決勝による参加報酬のうち半分が支払われないこととなった。クラブは「今回の事案について確認が不十分であったため、出場停止対象者を出場させてしまったことについて、皆様に多大なご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今後このような事態が起きぬよう、再発防止に努めると共に、関係各所と連携して取り組んでまいります」と声明を発表した。
広島が準決勝に進むには、準々決勝第2戦で4点差以上での勝利が必要となった。




