J1町田・FW相馬勇紀「すごいワクワク」古巣・名古屋との初対戦を心待ち「もう…町田の選手なので。やるべきことは決まってます」とニヤリ

 J1町田の日本代表FW相馬勇紀(28)が28日、次節・名古屋戦(3月2日、豊田スタジアム)に向けた非公開練習後に取材に応じた。デビューから5季以上にわたってプレーした古巣との初対戦に「不思議な気持ちというか、すごいワクワクです」と心境を明かした。

 相馬は早稲田大学在籍時の2018年に、名古屋の特別指定選手としてトップチームデビューを果たすと、23年の海外移籍まで約5季で123試合に出場。名古屋のホーム・豊田スタジアムは思い出が詰まった場所だ。対戦カードが決まった時から心待ちにしてきたといい「ずっと戦ってきたスタジアムですし、スタジアム自体がサッカー専用なのにあれだけ人が入る。ピッチもいいはずなので楽しみです」と穏やかに語った。

 昨年7月には期限付き移籍期間満了のため、ポルトガル1部リーグのカザピアから名古屋に復帰。1試合に出場し、ゴールを奪った。その後、町田に完全移籍。初めて敵として豊田スタジアムに乗り込む。拍手だけでなく当然、ブーイングも受け入れる覚悟だ。「もう…もうというか町田の選手なので。やるべきことは決まってます。勝つだけですね」と不敵に笑った。

 チームは開幕3戦を1勝2敗で黒星が先行しているが、相馬自身は開幕戦でゴールを奪うなど、好調をキープ。ケガで本領発揮とはなかなかいかなかった昨年と違い「(100%の)80後半くらいきてますね」と状態はいい。黒田剛監督も「去年と比べると明らかに運動量、パワーが上がっている。本人が一番体調よくやれている自覚はあると思う」と太鼓判を押した。

 相馬は25日に28歳の誕生日を迎えたばかり。「チームを勝たせるところと、2桁(得点)を狙ってるので。その目標に向けて、チームのためにそれが達成できれば」と、28歳の抱負を語った。

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