神戸が執念ドロー「スローに感じた。確信があった」大迫弾は幻もMF佐々木が値千金の一発

 後半、試合終了間際、同点ゴールを決め雄たけびを上げる神戸・佐々木
 試合終了間際、同点ゴールを決める神戸・佐々木(左)
 京都と引き分けた佐々木(左端)ら神戸イレブン
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 「明治安田J1、神戸1-1京都」(26日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸は土壇場の同点劇で京都に追いつき、開幕から3戦連続引き分けとなった。

 試合終了間際の後半アディショナルタイムにFW大迫がゴールネットを揺らしたが、オフサイド判定で幻に消えた。それでも最後まで諦めない神戸は大迫が浮き球を佐々木の前に落とすと、勢いそのままに中央を突破し、最後はキーパーと1対1。「いつも1対1は良いイメージがないけど、あのシーンはなんかスローに感じて決められるなという確信があった」と冷静に右足を振り抜き、今度こそ正真正銘の同点弾を奪った。

 今季から神戸のエースナンバー背番号13を背負い、ホームのサポーターの前で待望の一発を見せた。「平日なのに(サポーターが)良い雰囲気を作ってくれている中で最後の最後まで諦めずにゴールできた。サポーターを少しでも喜ばせられたのは良かった」と笑顔を見せる。

 チームはけが人が続出し、昨季MVPのMF武藤がこの日は名古屋戦の負傷でメンバー外となった。佐々木は「やるしかない。僕自身もこういった中で結果を残さないともっと上にはいけない。よっち(武藤)君がけがしてますけど、そこに頼らずに勝ちに行きたい」神戸を救うエースとしての自覚を込めた。

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